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Team MCT

ランニングチームレポート vol.4  【出張コーチ編】GRlab ランニングチーム

竹澤健介コーチが「脂肪を燃やして走る秘訣」を伝授!

フルマラソン完走に消費されるエネルギー量は約2,500kcal。体内に蓄積できる糖質の量は約2,000kcalのため、失速せず走り続けるためには「脂質」をエネルギーとして使うことが重要です。今回は、秋の目標レースを目指してトレーニングするランニングチームに竹澤コーチが訪問し、「脂肪を燃やして走る秘訣」を伝授しました。

取材にご協力いただいたのは…

GRlab ランニングチーム

2012年に発足し、関西と関東を中心に北海道から長崎まで在籍約160名。定例練習会は存在せず、800mからウルトラマラソンまで走力が似通ったメンバー同士が集まって走ったり、ランニングアプリを通じて相互に刺激を与えたりなど「基本は各自で練習」をモットーとしている。楽しいランニングライフの提供、目標設定に向けた環境の提供、ランニングコミュニティの提供を理念とし、トラックレースの運営やYouTubeでの発信も行っている。
https://www.grlabrunning.com/

教えていただいたのは…

竹澤健介コーチ

早稲田大学で箱根駅伝4年連続出場(3度区間賞)。北京五輪、世界陸上(大阪)の10000m代表。現在は摂南大学陸上部でヘッドコーチを務める。

MCTで脂肪を燃やせるカラダに

「脂肪を燃やして走る」カラダにするために、竹澤コーチが現役時代に出会い、ずっと摂り入れているのが「エネルギーになりやすい油」として多くのアスリートが活用している「MCT」。

竹澤コーチは今でも脂質代謝を上げるために、MCTを毎朝のコーヒーに入れたり食事にかけたりし、継続的に摂取しているとのこと。また、脂質代謝が向上すると空腹になりにくく間食が減り、体重コントロールにも役立つといいます。

坂ダッシュ+キロ7分ペースジョグの「ガチ・ユル走」を実施

レクチャーのあとは、坂を全力でダッシュ3本した後、キロ7分ペースで1時間ほど走る「ガチ・ユル走」を実施。

「短時間の高強度運動の後に、マラソンの目標ペースの8割程度で走ることで、脂質代謝が上がるというデータがあります。夏の期間は涼しい時間帯を選び、ガチ・ユル走やゆっくり長く走るLSDを行うことで、脂質代謝しやすいカラダ作りをしていくことが重要です。この時期にしっかりと脂質代謝を高めていくことで、秋に練習強度を高めても脂質代謝しやすいカラダになってくれます。レース後半にいつも失速してしまう、という人は夏の間に脂肪を燃やせるカラダにしておくことをおすすめします(竹澤コーチ)」

レクチャーとトレーニングを終えて

外村翼さん(35歳)
走歴:19年
フル自己ベスト:2時間28分05秒(ランナーズフルマラソンチャレンジ2022)

MCTのことは知っていて、長距離練習の前にバターコーヒーに入れて摂っていました。60kmから100kmでも固形物をあまり摂らずに走りきれて、エネルギー持ちを実感したことも。これからも目標達成のために続けたいですね!

中谷泰明さん(46歳)
走歴:10年
フル自己ベスト:4時間15分18秒(姫路城2024)

スタミナが課題なので、MCTを摂り入れながら体内の脂肪を有効活用したいと思いました。竹澤コーチからはペースをもっと落としていいというアドバイスもいただいたので、ゆっくり長く走ることを習慣化して、夏を乗り切りたいです!

松本浩一さん(54歳)
走歴:32年
フル自己ベスト:2時間47分48秒(第30回防府読売)

MCTは知りませんでした。今は故障中で脂肪が増えているのが悩み。竹澤コーチの話を聞いて、練習再開の際にはMCTを摂り入れたいと思いました!

※コメントは個⼈の感想です。
※年齢・⾛歴・⾃⼰ベストは2024年7⽉時点の情報です。