フルマラソン完走に消費されるエネルギー量は約2,500kcal。体内に蓄積できる糖質の量は約2,000kcalのため、失速せず走り続けるためには「脂質」をエネルギーとして使うことが重要です。このシリーズでは、MCTを活用しながら目標レースを目指してトレーニングするランニングチームを紹介します。
ブレイクスルー
創立12年。埼玉県の県民健康福祉村で週末の朝6時から活動し、土日の2日間でスピード走とロング走のセット練習をしている。約30人が在籍し、男性メンバーの9割以上がサブスリー。メンバーは個々の目標達成を目指し、フル、ウルトラ、トレイルまで幅広いレースに出場。サブ3を達成したメンバーがMCTを使いはじめ、多くのメンバーが愛用するようになった。
藤森誠さん(49歳)
走歴15年
自己ベスト/2時間49分30秒(2019つくば)
チームメンバーの1人が、身体を絞る一つの手段として活用していました。なかなかサブ3できなかった彼があれよあれよと記録を伸ばしサブ3を達成したので、その姿を見て「僕も使ってみよう」と思うようになりました。今年50歳になるので加齢との闘いになりますが、MCTで脂肪を使える身体にし、トレーニングでスピードを維持しながらベスト更新を目指したいです!
写真右/大野善典さん(65歳)
走歴15年
自己ベスト/2時間59分24秒(2023東京)
写真左/大野理江子さん(52歳)
走歴5年
自己ベスト/5時間28分19秒(2023東京)
MCT入りゼリーのサンプリングをもらい、飲みやすかったので摂りはじめました。ずっとサブ3ができなかったのですが、MCTを摂りはじめてから30〜35kmが耐えられるようになり、64歳で念願のサブ3を達成することができました!(善典さん)
ゼリーを摂っていましたが、今はオイルを摂り入れるようになり、朝はスムージーに入れて、昼や夜は納豆や味噌汁に入れたりして夫婦で愛用しています。無味無臭なので味が変わらないのが良いですね。(理江子さん)
須賀宏行さん(41歳)
走歴10年
自己ベスト/2時間52分47秒(2024さいたま)
ブレイクスルーでMCTが流行っていたので、昨年の秋から妻と一緒に夕食のスープや味噌汁に入れて飲むようになりました。ブレイクスルーに入って7年ほどになりますが、3年ほど自己ベストを達成できていなかったんです。MCTを飲みはじめて3年ぶりにベストを更新できたので、きっかけの一つになったかもしれません!
田中秀章さん(42歳)
走歴6年
自己ベスト/2時間50分34秒(2023つくば)
MCTはシーズンオフの時に体重を増やさない目的で摂取するようになりました。朝にオイルをコーヒーに入れて飲むようにしていますが、練習量が減る夏場も体重が維持できていると実感しています。来シーズンに向けて体重管理をしながら、秋冬のレースで目標達成を目指したいです!
次回もブレイクスルーメンバーの活用術をご紹介。更新は6月上旬予定です!
※コメントは個⼈の感想です。
※年齢・⾛歴・⾃⼰ベストは2024年5⽉時点の情報です。